エヴァンゲリオンみたいな抽象的な作品が楽しめない人に伝えたい話

 

エヴァンゲリオンとかまどか☆マギカとかアクエリオンとか、抽象的でわかりにくい作品が嫌いだって前の職場の人が言ってたんですよね。

アクエリオンは観ていないけど確かにエヴァとか、『まど☆マギ』は抽象的で分かりにくい。まあ『まど☆マギ』に関しては最終的に敵は宇宙人だったのが分かったし、敵の目的も明確だったのでまだましかな。

他にもよくわからん敵がやってきて、よくわからんうちに終わっちゃうような作品って結構あるよね。

最近観たやつだとやっぱりエヴァQ。

エヴァは原作のテレビアニメ時代から相当意味不明だったけど新劇場版ではそれに拍車が掛かってもう相当酷いことになっている。

特に三作目のエヴァQに関しては最初から最後まで「ポカーン」としちゃいそうなくらいのレベルだったので期待して映画館に観に行って後悔しちゃった人は多いんじゃないかな。

でもエヴァってそんなもんだよ。初めから理解されようとして作ってない。だけどそれでイイんです。

抽象的な作品の楽しみ方

今も昔も変わらないと思うんだけど、抽象的な作品を楽しめない人って多分テレビの見すぎなんですよね。

万人ウケを狙ったテレビドラマやその延長の映画作品、ゴールデンでも放送できる半子ども向けアニメ作品ってそういう意味不明なモノってないじゃないですか。

あれどうしてないかって言うと、いろいろ理由はあるけどまず、途中から見た人に理解できるようにするために、とにかく分かりやすく作られてるんだよね。抽象的な作品だと途中から見てもホントよく分からないし絶対つまんない。

それと具体的に描かれた作品は誰が見ても同じ解釈で、多少個人差はあるけどほとんどの人が共感を持つことができるようになっている。

そういう作品の方が話題にもなりやすいし万人ウケを狙ったテレビに向いているよね。

ただの物語なら活字だけでいい

フィクションのドラマや映画を楽しむ目的はいろいろあると思うんだけど基本的には(しんどい)現実とは違う(楽しい)物語を楽しむためにあると思います。

かっこいいスパイものとか、怖い話とか、嫉妬で渦巻く泥に塗れた恋愛モノとか・・・

それぞれ趣味はあると思うけど私たちは基本的に平凡でつまんない日常に一石を投じたくてフィクション作品を楽しむ。

でもただ単に現実離れした物語を楽しみたいだけなら活字だけの小説が最も効率的なんですよ。

「そして熱い口付けを交わした・・・」

活字だと読めば数秒で終わるシーンを実写すると数分掛かるよね。

原作本を実写やアニメ化するとその半分以上がカットされて端折られてしまうのは長くなってしまうから。

映像化する目的

ただ単に物語を楽しむだけなら誰と誰がいて、何があってどうしたを書き綴るだけでいい。

だけどそれよりももっとおもしろくしようと思って実写にしたりアニメ化するわけだよね。

そのおもしろくする方向性を多くの視聴者は具体性を求めるんだけど逆に抽象化するって方法もある。

『2001年宇宙の旅』っていうキューブリック監督の有名な映画があるんだけど、これはまさに具体的に書かれた活字(小説)を極限まで抽象的に描いた映画作品といえる(いや小説読んだわけじゃないけど)。

物語を楽しもうと思って観るとイタイ目にあう作品ナンバーワンである。とにかくお話が理解できないし理解させる気を感じられないw

映画評論家じゃないしキューブリックが本当にやりたかったことはわからないんだけど、個人的には物語よりも映像技術(月面着陸を果たす前の作品とは思えないクオリティ)、演技、演出(冒頭の猿とかね)、そして何より音楽が秀逸だと思った。

読ませるより見せる、聞かせる、感じさせる。

これが本来映像化する目的なんじゃないかと思う。

エヴァンゲリオンの楽しみ方

よく分からなアニメの代名詞とも言えるエヴァ。

新作が出る度に観客を「ポカーン」とさせるその脚本は相変わらず期待を裏切らない。

エヴァQではネルフが壊滅状態になっていて、ミサトさんとネルフが敵対しているというわけの分からない設定での幕開け。

一回観たところでなんやこれってなるだけ。

なのでエヴァはストーリーを理解しようとせず、なんとなく雰囲気で楽しみましょう。

「よくわからないけど何か面白かった!」

「エヴァかっこよかった。戦闘シーンがかっこよかった!」

「マリちゃんの眼鏡が美しかった!」

「カヲルくんの期待通りのガチホモ感がすごかった!」

そんな感じで楽しむ方法がまずひとつ。

もうひとつは繰り返し観たりいろんな考察サイト読んだりして想像を膨らます方法。

謎めいてて、残酷で美しい庵野が生み出したエヴァンゲリオンは世界中にファンがいて数多くの考察サイトがあります。

新劇場版に関しては、

「シンジ君の本当の○○は○○さんなのではないか?」

という考察が一番刺激的で楽しい。

そう見えるシーンは多々あったからね。

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