huluを契約したばかりの頃は「アニメがいまいちだなあ」と思ってたけど、最近は『アカギ』や『パトレイパーシリーズ』、現在テレビ放送中の[『寄生獣』も配信されていて少しずつ充実してきました。
そんな中、いつから配信されていたのか、あの名作が。
huluを契約している人は別にアニメとか興味なくてもとりあえず見ときましょう。まあ面白いと思います。
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個人の時代を感じた名作
『ひぐらしのなく頃に』は同人ゲームの世界では最も有名な作品のひとつで、私の知る限り『東方シリーズ』と並んで最も成功した同人作品のひとつです。
ちなみに原作者の竜騎士07は当時公務員で趣味で同人活動を行っていました。彼は公務員になる前、多数のゲーム会社に志願したがことごとく不採用だった。2002年頃、同作がPCゲームで発売され大ヒット。現在は専業でライターをやってるらしい(あれだけ売れればしばらく働かなくても大丈夫)。
原作はサウンドノベルゲーム
PC用ゲームとして発売された『ひぐらしのなく頃に』はサウンドノベルゲームという呼ばれる基本的にテキストを読んでいくだけのゲーム。
従来のサウンドノベルゲームはストーリーに分岐があり、プレイヤーが選ぶ選択肢によってエンディングが変わってきたりするものですが、この『ひぐらしのなく頃に』は分岐がありません。
なのでひたすら小説を読み続けるような感覚でゲームを進めていくわけです。
多分私が初めてプレイしたPCゲームであり、サウンドノベルゲームだったと思う。
正解率1%?
『ひぐらし』のジャンルはホラーミステリー。
第一作目の『鬼隠し編』から4作目の『暇潰し編』までは出題編と題されて、「正解率1%」というキャッチフレーズが話題になりました。
とにかく謎だらけでなんじゃこりゃと言った感じ。
第5作目の『目明し編』から8作目の『祭囃し編』までが回答編にあたり、タイトルも『ひぐらしのなく頃に・解』に変わっている。アニメ版では『ひぐらしのなく頃に』と『ひぐらしのなく頃に・解』の2作品に分かれています。
過激な内容で放送打ち切りに?
第一話の冒頭で想像がつきますが『ひぐらし』はシリーズを通してかなり暴力的で過激なシーンが多いです。
そのためひぐらしの二期にあたるアニメ、『ひぐらしのなく頃に・解』の放送中、ある事件をきっかけに多くのテレビ局で放送中止になりました。
なんでも事件の凶器がヒロインの武器と酷似していたこともあって影響されたのではないかとの声が。そんなの関係ないだろとか思っても社会はそうは思わないのかも。
今年の夏頃起きた、佐世保事件で『サイコパス 新編集版』が放送見送りになったこともあったけどこういうアニメが事件を起こしたみたいな風潮どうかと思うよね。
嫌な事件だったね・・・
原作ゲームは全8作で総プレイ時間は軽く100時間以上掛かりそうなくらいのボリュームがあるんだけど、アニメではそれが上手くまとめられており、原作支持者の私でもひぐらしに限ってはアニメ版を強くお勧めできる。
本当は原作をお勧めしたいところなんだけどかなりマニアックな領域なので一般ウケはしないかも。まあ同人だからこそ生まれた作品なわけで。
イイ時代になったもんです。