家でも大画面でゲームや映画を観たい!
テレビとは違い、圧倒的なスケール感で迫力のある映像を家でも手軽に楽しめたら最高ですよね。
そこで悩んでくるのが、プロジェクター選びではないでしょうか?
種類も多いし、何を指標に選んでいいのか分からない…という方も少なくないはず。
本ページでは、家庭用にぴったりなプロジェクターの選び方と、シーン別におすすめのプロジェクターをご紹介します。
Contents
家庭用プロジェクターを選ぶときのポイント
プロジェクターを選ぶときは、下記のポイントをチェックしておきましょう。
- ルーメン:明るい部屋でも利用できるか
- 焦点:スクリーンから距離をとって置けるか
- 接続方法:ケーブル、Wi-Fi、Bluetoothに対応しているか
- 画素数:キレイに映像が映るのか
もちろん、価格が安いに越したことはないです。
しかし、購入した後に、快適に画面が映らないと残念な結果になってしまいます。
少なくとも、プロジェクター設置予定の場所に見合うものを事前に確認しておきましょう。
ルーメン:明るい部屋でも利用できるか
まず確認しておくポイントは「ルーメン(lm)」です。
ルーメン(lm)とは、明るさの単位のことで、数値が大きくなればなるほど
- 価格が高くなる
- 明るい部屋でも見えやすくなる
- 大画面になっても見えやすくなる
ことを覚えておきましょう。
参考程度に、どれくらいの数値があればよいのか下記に整理すると
~2000ルーメン | ホームシアター利用だと物足りない 持ち運び用のミニプロジェクターなど |
2000~3000ルーメン | 家庭用プロジェクターだと平均的 暗めの部屋で使うなら十分 |
3000~5000ルーメン | 明るい部屋でも安心して利用できる ハイクラスを選ぶなら間違いなし |
5000ルーメン~ | ビジネス利用でも十分なくらい高性能 家庭用だとオーバースペックになる |
ルーメンだけで決め手にはならないですが、家庭用なら3000ルーメン程度を参考値にしましょう。
焦点:スクリーンから距離をとって置けるか
焦点距離もプロジェクター選びの際に重要な基準です。
焦点距離とは、プロジェクターと映し出される画面までの距離のこと。
投影距離が長いと、部屋のスペースも確保しなければなりません。
また、設置場所にも困ってしまいますよね。
プロジェクターのなかには、短焦点のものあり、スクリーンの近くに置いてもキレイに映し出せます。
通常のプロジェクター | 1~10メートル(40~300インチ) |
短焦点プロジェクター | 0.5~2メートル(40~100インチ) |
また
- スクリーンから5cmで40インチ投影
- スクリーンから40cmで100インチ投影
できるものがあるのが、短焦点プロジェクターの強みです。
しかし、短焦点プロジェクターは、通常のものよりも高価になります。
接続方法:ケーブル、Wi-Fi、Bluetoothに対応しているか
プロジェクターを選ぶ際は、接続方法を必ず確認しておきましょう。
プロジェクターの接続方法が
- ケーブル(HDMI、VGA対応か)
- Wi-Fi、Bluetooth接続可能か
を確認しておきましょう。
パソコンなどに接続する場合、入力端子を対応させなければ利用できません。
また、毎回の接続が手間だったり、見栄えをスッキリさせるために、無線で接続できるモデルもおすすめです。
画素数:キレイに映像が映るのか
最後にみておくべきポイントが画素数です。
画素数は、簡単に言うと
- 数値が大きい⇒画質がキレイ
- 数値が小さい⇒画質が荒い
と覚えておけば問題ありません。
家庭用のプロジェクターの画素数、解像度は大きく下記3つがよくあるモデルです。
WXGA | 1280×800 | 一般的 |
フルHD | 1920×1080 | 一般的 |
4K | 3840×2160 | 高画質 |
画質にこだわるなら4K対応のプロジェクターがおすすめです。
もちろんWXGAやフルHDでも十分に映るので、予算と他のポイントを比較検討して決めていきましょう。
おすすめの家庭用プロジェクターを目的別に紹介
選び方を知ったところで、結局どれ買えばいいのか悩む方もいると思います。
そこで、ここからは、先ほどの選び方を参考にシーン別のプロジェクター選びをご紹介します。
具体的には
- 映画鑑賞(ホームシアター)向き
- スマホで手軽に映したいとき
- キャンプとか外でも使える
- ゲームをするときに向け
- 照明と一体型の便利なもの
で分けてみました。
自分の理想に近いもの選ぶ際の判断基準にしてみてください。
映画鑑賞(ホームシアター)向きのプロジェクター
ホームシアター利用は
- 比較的暗い部屋
- 持ち運ぶ頻度が少ない
- 数人で映画が問題なく観れる程度
を想定してます。
上記画像の「Vankyo V600 プロジェクター」がおすすめです。
- 価格:22,800円
- ルーメン:6500ルーメン
- 投射距離:約1.7m-9.2m(50-300インチ)
- 解像度:1920×1080
- 接続方法:AV / VGA / USB/SD / HDMI
ホームシアターで利用する場合の価格は1~2万円で十分です。
そのなかでも「Vankyo V600 プロジェクター」は、4Kに対応しており、ビジネス利用でも使えるほどの性能をもっています。
最大300インチまで拡大しても、キレイな画面で映るので、迷ったら選んでおいて間違いありません。
スマホで手軽に映したいときのプロジェクター
次に紹介するのが、スマホを無線で繋いで簡単にプロジェクターで投影したい場合です。
- Wi-Fi接続が可能
- コンパクト
- 価格も抑え目
のものを選びました。
スマホを手軽に映したいなら、上記の「POYANK データプロジェクター」がおすすめです。
- 価格:13,980円
- ルーメン:4000ルーメン
- 投射距離:約1.5m-2m(32-170インチ)
- 解像度:1920×1080
- 接続方法:AV / VGA / USB/SD / HDMI
「POYANK データプロジェクター」 のポイントは、Wi-Fi接続で手軽にプロジェクターが使えるという点。
スマホで撮影した動画や写真をすぐに大画面で観れるのはいいですよね。
もちろん、有線で通常のプロジェクターとして利用も可能です。
キャンプとか外でも使えるプロジェクター
外で飲みながら映画を観たい人も、なかにはいるのではないでしょうか?
キャンプのようなアウトドアシーンでも使えるプロジェクターがあります。
ポイントとしては
- 充電式で電源確保が必要なし
- コンパクトで持ち運びしやすい
- コードレス
のプロジェクターです。
外でも使えるプロジェクターなら「PTVDISPLAYミニDLPプロジェクター」がおすすめです。
- 価格:23,450円
- ルーメン:100ANSIルーメン(体感2000ルーメンぐらい)
- 投射距離:約1m-3m(40-120インチ)
- 解像度:1920×1080
- 接続方法:USB/SD / HDMI
「PTVDISPLAYミニDLPプロジェクター」の良さは、充電でも使えるということ。
フル充電で、2.5〜3時間稼動するので、映画1本なら視聴できますね。
また手のひらサイズなので、持ち運びも簡単なのもポイントです。
ゲームをするとき向けのプロジェクター
ここでは、ゲームをするときに向いているプロジェクターを紹介します。
ゲームで利用する場合は
- 焦点距離が短いもの
- 遅延が起きにくいもの
- 画質がキレイなもの
を選ぶのがポイントです。
ゲーム用で利用するなら上記の「BenQ プロジェクター HT2150ST」がおすすめです。
- 価格:89,800円
- ルーメン:2200ルーメン
- 投射距離:約1.5m(100インチ)
- 解像度:1920×1080
- 接続方法:AV / VGA / USB/SD / HDMI
「BenQ プロジェクター HT2150ST」は、ゲームを大画面で楽しめるように設計されたプロジェクターです。
1.5メートルの短焦点で100インチの大画面で映像が観られ、遅延が起きにくいのが特徴。
照明と一体型の便利なプロジェクター
プロジェクターは欲しいけど、置いておきたくない人向けに、照明と一体になったプロジェクターもあります。
シーリングライトが一体になっており、場所を取らないプロジェクター「popIn Aladdin」です。
- 価格:73,800円
- ルーメン:700ルーメン
- 投射距離:約1-3m(40-120インチ)
工事などは一切なし、しかもWi-Fiに繋いで、声にも反応してくれます。
さらに、専用のアプリストアも内蔵されているので、会員であれば、PrimeVideoやNetflixも楽しむことができます。
まとめと補足
ここまで、家庭用プロジェクターの選び方と、目的別おすすめプロジェクターをご紹介しました。
プロジェクターを選ぶときに確認すべき点は
- ルーメン:明るい部屋でも利用できるか
- 焦点:スクリーンから距離をとって置けるか
- 接続方法:ケーブル、Wi-Fi、Bluetoothに対応しているか
- 画素数:キレイに映像が映るのか
です。
また、価格や利用シーンによって、どれを選ぶのか変わってきます。
本ページでは
- 映画鑑賞(ホームシアター)向き
- スマホで手軽に映したいとき
- キャンプとか外でも使える
- ゲームをするときに向け
- 照明と一体型の便利なもの
の各おすすめプロジェクターをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。